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【建築業・施工店の廃業ラッシュ 悲】

執筆者の写真: Sys-D Pani-paniSys-D Pani-pani

更新日:2023年12月18日


2023/11/07

【TSRレポート による斜陽産業の傾向】

2023年度は本格的に#コロナ渦も回復し順調に#経済回復を期待していましたが、残念ながら予想外に長続きしている #地政学リスク(ウクライナ戦争)によりエネルギー関連のバランスが安定していません。

エネルギー関係が不安定になると必然的にすべての #物価高に影響 を及ぼしている現状です。


そんな中、特に #TSRレポート によると打撃 を受け、倒産、解散、徹底を余儀なくされている業界は概ね【#飲食業界】【#建築業界】の数字が目立っています。

飲食業界においては、#スクラップ &#ビルド が多い業界の為、今始まったわけではありませんが、異例なのが【建設業界】の #倒産率が格段に上がった ことです。弊社も同業界の為、同業他社の #事業撤退 を良く耳にするようになりました。では、なぜ今このような状況に陥ってしまっているのか、データを基に考察していきたいと思います。

(注 データを参照した考察ですがあくまでも私的考察ですので、ご了承願います)



【建設業界が厳しい状態な要因】


*基材高、燃料高による利益圧迫

#建設基材の高騰 に限らず、入手困難な一面もあり、施工遅延、#施工価格転嫁が出来ず 悪化。

#人材不足の為、計画の目途が立ちつらく長期計画になりがち。


*建築需要の低下

大手ゼネコン案件を除き、一般住宅の建築件数が値段の上昇、供給過多により低迷し受注数の激減。米経済の金利高止まりに対応すべく日銀もYCCを廃止し実質0金利の終焉、長期金利の上昇が始まり #住宅ローンの負荷が大幅に悪化。更に #一般需要減に陥る予測

現在変動金利住宅ローンをしている方は、金利の上昇により利息の支払い期間、金額があがり生活水準を圧迫すると思いますので数年留意すべきです。


*日本経済の低迷、生活水準の悪化

#コロナ渦が一定の収束 をしたが、同調して #経済回復 したのかというと、完全に凍結されていた【旅行業界】【宿泊、飲食業界】【アミューズ業界】が規定路線に復帰ししつつあるだけで、その他は下降トレンド。


逆に長引くウクライナ有事、昨今勃発した #イスラエル有事 により #世界同時不安が一層高まり 米経済不安を後押し、連動する日本経済も下方トレンドとなっているのが現状。今後非常に残念ながら日本経済は更に悪化する見込みの中、政府が掲げる #増税、#ステルス増税、#詐欺まがいな控除枠の増設 により、#国民の生活水準は非常に厳しいもの となります。国民一般的な生活水準、生活環境、行動心理を理解して政治をしていないこと、流石に #鈍感な国民も気付き始めているのではないでしょうか。もはや与党が長年実行して来た #トップダウン政策(上流からのバラマキ政策)は頓挫しただけではなく、ツケが #下流の一般人に波及している状況 と言えます。

【#一時給付金】を出して人気取りに躍起になるのも結構ですが、#根本的改革 が見えてこない以上、更に深い暗礁に乗り上げるのは時間の問題。また【内輪の生活を守れずして、海外に無意味にばら撒く政策】には、賛同できません。


その素敵なメガネで一体経済の何を見つめているのでしょうか?


【現状での対応策】

本題でもある【#建築業界の倒産ラッシュ】により、建築価格の高騰、#住宅ローン金利の上昇 により、現状ではしっかり精査した上での購入、リフォーム等を行うのが吉。もしくは時期をずらして見送るのもありだと思います。

 また工務店、リフォーム店も解散している会社が多く、以前行っていもらっていた会社かとかが無い場合が発生します。新たに見つけるしかない状態も多く発生する可能性がある為、長期に渡り計画的に行うことをお勧めします。斜陽傾向にある建築業では人材不足が更に加速し納期が遅延している現状も踏まえると、尚更初期の計画性が重要となります。

故障による修繕のは緊急性がある為、平常時で依頼先の検討はつけておいた方が吉



【総括】

 私は政治評論家でも活動家でもありません。実直に建設業携わり日々を生活しているわけですが、昨今の悲しい同業他社の撤退・廃業を目の当たりにする機会が増え、危機感が募り同時に新しい何かを創造していかねばならないと日々考えています。とはいえ日本が他国に引けを取らない立派な産業として君臨してきた土木・建築業の衰退は、もはや国力の低下としか思えません。上流の河の流れが枯れれば、必然的に下流も枯れる。しかしながら【衣・食・住】太古の暮らしから形成されている要素は今後も必須。#新しい形を模索、形成して #快適な生活環境の提供を推進していく 考えに変わりはなく、日々精進していきたいと思います。


最後に、今回個人的な思想が少し出てしまいましたが、決して他人ごとではないと思います。政治局面に目をやり、方向性を受講した上で選挙、投票し、下流から元気になるよう努めていきたい限りです。



ではでは

















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