あくまでも端材での制作の為、品質面は高くないですが、お世話になっている飲食店様等にプレゼント品として作成してみました。
昨今 #SDGsの観点から、木材の値段(その他、部材値段)が急激に上がっているので、3Rを意識し、材料を大切にすることを弊社では重要課題にしています。
【機材の下書き➡削り出し➡研磨】
【1】べニアに簡単に下書きを書く(最終的に消すため、H以下の鉛筆がお勧め)
【2】デザイン性、利便性を考慮した様々形を決定し、丸鋸、ジグソーで削り出し
【3】形を削り出ししたら、角を丸め、面取り、滑らかになるようヤスリをかける
【穴開口➡形状調整】
【4】自動ヤスリ機、手動ヤスリ機を両方使用。最初は180番、調整で240番で研磨。
(自動ヤスリ機で大まかに形状を整え、最終的に手動でヤスリ掛け)
【5】木製ラベルにドリルで穴を開口
(木目に亀裂が入りやすいため、リューターで下穴を予め削り軽減させておく。開口後もリューターで綺麗にバリ取りを行う)
【6】ラベルの大きさ、紐の長さ、触り心地の最終チェック
【ニス塗➡研磨➡ニス二度塗り➡完成】

形状が完成したら仕上げに木工用水性ニスを二度塗りして完成。ニスは、使いやすい耐水水性ニスがお勧め。今回は #高級ウレタン耐水性ニス を使用(ナチュラル、ケヤキカラー使用)
【注意点】
ニスは、一度塗表面を研磨してから、二度塗りし後、乾布で磨き上げると綺麗になります。
(薄めたニスを2度以上塗上げると、丁寧できれいな仕上がりになります)
(ニス塗り後の研磨は、あくまでもニスの凹凸を研磨するものなので、400番がお勧め)
今回せっかくの手作り木製品なので、面白い形も作成してみました。
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