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【DIY part1 高級木製収納棚の制作 】

執筆者の写真: Sys-D Pani-paniSys-D Pani-pani

更新日:2021年12月22日


 

 さて今回はお客様から #高級木製収納棚#オリジナルサイズ で依頼されたので、制作過程を一部アップいたします。

(一部特殊製法技術、設計は弊社的にアップできないのでご了承を)



【使用金属部材】

雰囲気のある棚を制作するため、部材は高級ですがアンティック調のモノを使用

【#アンティック丁番】扉開閉部分に使用する最もシンプルな丁番

(シンプルな作りですが、どこに設置するかで設計自体が大きく変わるので注意)

スライド丁番もメジャーですが、スライド丁番ははめ込み式でダボ穴加工が必須になるため、#簡単なDIY を目指す方にはお勧めしません。

【#マグネットキャッチ】扉を押すとバネにより開き、強烈磁石により密着し閉まる優れモノ

(設置する位置を調整するのが難易度高め。ネジ止め後に距離を調整できるものが便利で失敗がないためお勧め)

【#アンティッ折金】棚の中仕切りを支える金具#アンティッ折金】棚の中仕切りを支える金具

折金の長さにより耐荷重、強度が変化するため、長すぎるものはお勧めしません。最低四隅に設置しますが、強度的に必要であれば増やして強度を増すことをお勧めします。尚棚内部に設置するため、面積を所有するもの、引っ掛かりがあるものは避けた方が無難です。



【木材、棚の設計】

【#パイン集成材】様々な木#のメリット活かして掛け合わせた集成合板#パイン集成材】様々な木のメリット活かして掛け合わせた集成合板

腐食耐久性、曲がりに強く、デザイン性に優れ、加工もしやすい優れもの。メジャーなものは1820×500×15mmですが、軽量を目指すなら厚さ12㎜。12㎜を使用する場合、ネジも長さを10㎜以下となるため、設計をしっかりしないとかなり痛い目にあいます。こだわりがない場合一般的な15㎜、18㎜をお勧めします。汎用的な留め具も規格サイズで合致します。

*今回は特注品の為、強度担保できる部分には12㎜を使用しています


【折金設置】

今回の棚は尺があるため、強度保全の為、贅沢な3枚使いしています。


【扉の勘合部分】

今回特殊な扉のデザインの為、うちに入り込む設定であり、寸法出しがシビアなものです。

ここでの寸法に差異があると扉の勘合が悪く隙間が空くため、最も注意部分。


【棚の組み立て完了】

 設計通り各木材の切り出し、はめ込み、固定、各種金属部材の取り付け完了。

扉部分は別にありますが、一度再度採寸してチェック。組み立て後に採寸して確認することはかなり重要です!ここで設計通りいっていない場合、重要な部分であればやり直した方が結果的に良いです。


【注意点】

パイン材は木目が強調されことで美しさを表現できるものです。よって木目の方向は設計段階で決めておいた方が良いです。木材のサイズのみに捉われて購入しがちですが、しっかり木目の方向が間違えていないか、随時チャックすることをお勧めします。


次回は、高級ニス塗装、仕上げ編をアップいたします。

師走になりましたが、健康管理をしっかりしてくださいね。


ではでは

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